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中国輸入OEMのやり方|OEMの具体例と長期的に売れ続ける秘訣!

中国輸入OEMのやり方

僕は繊維商社にて約4年間、糸・生地・製品の輸出入とアパレルOEM生産の実務を経験しました。その後、中国輸入ビジネスで独立を果たし、今年で起業5年目。

法人レベルから個人ビジネスに至るさまざまな規模感で中国輸入OEM商品の企画・販売を経験してきましたので、この記事では個人ビジネスでも実践可能な中国輸入OEMのやり方と、その具体的な施策についても詳しく解説していきたいと思います。

中国輸入OEMのやり方と手順

中国輸入OEM

こちらは僕が実践しているOEMのやり方とその手順です。

  1. 商品リサーチ
  2. 競合調査
  3. 参入ジャンル&上位表示を狙う検索キーワード選定
  4. ペルソナ設定&商品ページの構成決め
  5. 付加価値設計&機能改良ポイントの洗い出し
  6. 工場への見積もり依頼
  7. サンプル制作
  8. 自社製品の付加価値・改良点の再検討
  9. 量産進行
  10. 商品ページ作成
  11. 広告運用
  12. リピート生産 or レビューを参考に機能改良

ざっくりとですが、このような流れで新規OEM商品の生産を進めていきます。

販売ページの作り込みや販売先サイト毎のSEO対策も大切ですが、それらは全てOEM商品のポジショニングや付加価値戦略に基づいて組み立てていくものですので、

商品リサーチ・市場分析・競合調査という部分が商品設計の中核を担います。

中国製品をOEMする方法と具体例

OEMのやり方

それでは、どのような方法で中国製品をOEM生産していくのか、その具体的な方法についていくつか例を挙げていきたいと思います。

ブランドロゴを印字・刻印する

オリジナルブランドのロゴを商品本体に印字・刻印することで、その商品を自社商品としてOEM化することが出来ます。

商品本体ではなく、商品パッケージに印字するケースもありますが、Amazon販売においては商品本体への印字・刻印が相乗りブロックに繋がりますので、この点を考慮すると商品本体への印字・刻印の方がメリットは大きいです。

中国工場でも日本の業者でもロゴ印字の対応は可能ですが、中国側で印字を行う方が管理は楽ですので、ここは経費や商品毎のロット数を考慮して決めていくといいでしょう。

タグ(下げ札)を付ける

アパレル製品に多いのですが、ブランドロゴのタグを付けるという方法です。洋服では下げ札とも言いますが、シャツやブラウスなどを独自化する際には鉄板の手法ですね。

タグを付けることで一気に自社ブランド商品として魅せていけますし、タグ自体の素材は紙ですから経費面でも安く仕上げられるというのもポイントです。

ブランドネームを縫い付ける

特にアパレル製品において、先ほどの下げ札(タグ)と併用して取り入れることが多いのがこのブランドネームの縫い付けです。

Tシャツなら襟部分に、クッションや枕であれば左右どちらかに縫い付けされているのが一般的です。(ちなみに、洗濯絵表示ネームは左側に縫い付けがほとんどです)

パッケージ(外箱)を作成する

OEM商品化の施策として、オリジナルパッケージの作成も選択肢の1つです。

どちらかというと商品のブランディングや信頼度を向上させる狙いが大きいですが、ブランドロゴの印字や下げ札など他の施策と併せて取り組むことで、より商品価値を高めていくことができます。

セット商品として売り出す

メイン商品(A)+セット商品(B)という形で、メインとなる商品に合わせて購入者の「あったらいいな」を形にするようなおまけや付属品をセット組みすることで、より付加価値の高い商品カタログを作り出すことが可能です。

メイン商品と関連性が薄い付属品をセット組している商品ページも目立ちますが、これでは商品ページの付加価値が高まっているとは言えないので、なんでもセットにすれば良いという訳ではありませんよ!

取扱説明書を同梱する

売り出していく商品の操作や組み立てが難しい場合には、取扱説明書を作成して同梱することでも他商品やライバルとの差別化が狙えます。

操作方法や組み立て手順について丁寧に解説がされていれば、商品を購入してくれたお客様やユーザーにとって「より分かりやすい」という付加価値が生まれます。

顧客フォローという面でも気を抜かず、常に満足度が高まるような方法を考えていくことが大切です。

素材を変更する

すでによく売れている既存商品があるのであれば、その素材を変えていくだけでも立派なOEM商品として売り出していくことができます。

アパレル製品はこの素材変更が頻繁に行われている分野で、コットンやワッフル、裏毛などさまざまな素材で商品化されています。

うまく差別化できれば、素材変更だけでもかなり大きな付加価値として販売戦略を組み立てていけますよ!

新色でカラー展開する

素材変更と並んで、市場で売られていない新しいカラー展開を取り入れることもOEMには有効です。

カラー展開が増えるとSKUの管理面では手間も増えますし、在庫管理の難易度は上がってしまいますが、それを差し引いても既存市場に存在しない、かつユーザーが求めているカラー展開を新しく増やすことができれば、これも大きな付加価値を持つOEMの施策となりますので、積極的に狙っていきたいOEMの方法です。

機能改良を施す

OEMの醍醐味とも言えるべき施策が、この機能改良です。

既存商品の口コミや普段からその商品をよく利用するユーザーの意見を吸い出して、不満点や改良すべきポイントを洗い出し、それを機能改良によってOEM商品として形にすることで、より多くの利益を生み出してくことが可能です。

中国輸入OEM商品の販売において、商品のシェアを大きく獲得できるのがこの機能改良というOEMのやり方ですので、最終的にはぜひとも挑戦して頂きたい領域になります。

中国輸入OEM商品の販売における数多くのメリット

中国輸入OEMのメリット

ここまでに挙げたOEMの実例を参考にして頂ければ、あなただけのオリジナル商品を作成して利益を伸ばしていくことは十分可能ですし、中国輸入OEM販売には非常に多くのメリットが存在しています。

高い利益率が狙える

まず、中国輸入OEM商品の販売では、非常に高い利益率を狙えます。

相乗り販売や単純転売では、どうしてもライバル増加による価格競争を避けて通れないので、最終的な利益率は15%〜20%くらいを推移することが多いですが、

OEM商品の販売では、しっかりとポジショニングが取れていれば価格競争に巻き込まれる可能性は低いので、利益率30%〜50%という物販においては極めて高い利益率を実現することができます。(商品によっては利益率50%超えも狙えます)

また、物販ビジネスでは利益率が高くなればなるほど、キャッシュフローにも余裕が出てきますので、資金管理の面においても手元に残る資金が増えてビジネスの安定感が増します。

ライバル不在で利益を長期的に独占できる

OEM商品は自社だけのオリジナル商品ですので、自分の商品ページやカタログにライバルが相乗りしてくるということがありません。

あなたが作成した、あなただけの商品ページとして勝負していけるので、当然ながらその商品から生まれた利益は全てあなただけのものです。

1度軌道に乗ると、毎月の売上と利益を安定して生み出してくれる資産価値の高い商品として、中長期的に利益を独占していけるのもOME販売の魅力的なメリットの1つですね!

商品管理が楽になる

OEM商品が軌道に乗った後の主な作業は在庫管理と商品カタログのメンテナンスだけとなります。(さらに改良を加えていくケースもありますが)

相乗り販売に比べると取り扱う商品数も少なくなりますので、商品ページや在庫管理の負担が大きく軽減されます。

オリジナル商品を販売する楽しさや面白さを実感できる

これは利益面ではなく、どちらかというとマインドセット(気持ち)の面でのメリットなのですが、OEM商品の販売では単純転売にはない物作りの楽しさを味わうことができます。

自社商品の付加価値を考えたり、商品ページのブランディングや集客案を組み立てていく面白さ、自分だけの商品を販売しているというやりがいを感じられるのは、ビジネスの原動力として大きなパワーを与えてくれます。

中国輸入OEM生産にデメリットはある?

中国輸入OEM生産のやり方についてここまで解説をしてきましたが、メリットだけではなく考えられるデメリットについても見ていきましょう。

最低ロット数を求められる

OEM商品の生産では、機能改良やロゴ印字などによって生産工場から必要ロットを求められることがほとんどです。

最低ロットとは、初回の発注に必要なオーダー数量のことで、中国輸入では300個・500個・1000個といったロット数が当たり前に設定されます。

工場側も新しく金型を起こしたり、新色生地を生産したりして新商品を作成する訳ですから、それなりのリスクを抱えています。(初回の発注だけでセラーから追加発注がかからずに生産終了にされてしまうこともあるので)

OEM生産ではこの最低ロット数を最初から頭に入れた上で、工場との単価や条件交渉に入っていく必要があります。

まとまった仕入れ資金が必要になる

上記のロット数に関連しまして、仕入れに必要なロット数が大きくなるということは必然的にある程度まとまった額の仕入れ資金が必要になってきます。

物販ビジネスでは仕入れ資金がビジネス規模と利益の上限を左右してきますので、あなたが中国輸入OEM商品の販売で生計を立てていく!、もしくはスピード感を持ってビジネスを成長させていきたいと考えるのであれば、迷うことなく融資を受けることをおすすめ致します。

日本政策金融公庫であれば、起業・創業支援としての融資制度を利用することができますし、金利も1%〜2%台とかなり良心的な金利で資金調達が可能ですので、中国輸入ビジネスで本格的にOEMに取り組むのであれば、まずはこの日本政策金融公庫の融資制度を選択肢に入れてみてくださいね!

マーケティング力が求められる

OEM商品の販売には、相乗り販売や単純転売と違ってマーケティング力を求められます。

今売れている商品と全く同じ商品を仕入れて販売する単純転売では、正直なところツールで販売数を把握して、出品者数との受給バランスを見極めていければ売上と利益を作ることはそう難しくありません。

一方で、OEM販売では商品設計・ポジショニング・ブランディング・集客と販売戦略という部分が土台となり、ここにはマーケティングの総合力が問われます。

考え方や市場リサーチのチェックポイントなどはある程度定型化できますが、商品が異なればそれを取り巻く周囲の状況も全く異なるので、商品1つずつを臨機応変に考え抜く力が必要だなと、僕自身も強く感じている部分です。

多くのクライアントさんを見ていると、全てのOEMリサーチ基準や判断ポイントをガチガチにパターン化したがる方が少なくないのですが、そもそもマーケティングって競合と自社商品との対比ありきで分析・思考を重ねていくものなので、まずはこうしたマニュアル化思考からは早期に抜け出そう!とアドバイスを送っています。

意識レベルでも、いかにして単純転売思考からOEM思考に早く移行できるかが、その後の実践スピードに大きく差が出てくる部分でもあると考えます。

長期的に売れ続けるOEM商品を設計するポイント

最後に、OEM商品が長期的に売れ続けるために必要なポイントについてまとめます。

OEM商品が長期的に売れ続ける秘訣

  • 競合が多すぎないジャンルに参入する(ポジショニング)
  • 付加価値を最大化させる施策
  • 魅力的な商品ページの作り込み
  • 販売先サイト毎の適切なSEO対策
  • 広告運用

これらの項目の中でも、やはり商品のポジショニングと付加価値最大化が、今後の売れ行きを大きく左右するとても重要なポイントになります。

付加価値の大きさ = 競合との差別化なので、

ここが強固なほど、より自社OEM商品が多くのシェアを獲得していけることになります。

ですので、まずはあなたの商品をお客様が購入するべき理由が明確になるように、自社商品に対しての付加価値設計を考えていくことこそが、長期的に売れ続けるOEM商品販売への最短ルートです!

これからOEM商品の販売に取り組む際には、ぜひこちらの記事を参考に全体像を把握して頂けたら幸いです。

ABOUT ME
とみー / 富岡 浩之
1986年生まれの32歳。静岡県出身。早稲田大学社会科学部卒業後、商社勤務を経て起業。商社勤務時には、中国生産工場との貿易、東南アジア(バングラデシュ・ミャンマー・ベトナム)での海外駐在を経験し、物作りの現場から輸出入業務に携わる。貿易実務経験を活かした輸入ビジネスと、ブログ・メルマガを活用したwebマーケティングが専門分野。

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